この記事でわかること
- 「年齢的に遅い」という不安の検証
- IT学習に向いている方、慎重に考えたい方
- エンジニアを目指さないという選択肢
- 適性を小さく見極める方法
ITスキルを身につけたい。でも、「この年齢から始めても、もう遅いのでは」という気持ちが、最初の一歩を止めていませんか。
同じように感じている方は、決して少なくありません。ある相談サイトには、30代後半でこれからITを学ぶのは遅すぎるでしょうか、という投稿が寄せられています。ただ、その「遅い」という感覚は、実際のデータと照らすと、少し違って見えてきます。
この記事では、未経験からITを学ぶかどうか迷っている女性に向けて、年齢の不安を事実で確かめ、自分に合う道を考えるための材料を整理します。始めるかどうかを決める前に、前提を確かめてみましょう。今の気持ちに近いところから、読んでみてください。
「年齢的に遅い」は、どこまで本当か
「遅い」と感じるとき、それが事実なのか、思い込みなのかを分けて考えることが大切です。まずは需要側のデータを見てみます。
経済産業省が2019年に公表した試算では、2030年にはIT人材が最大で約79万人不足するとされています。これは、経験者だけでは足りず、未経験から学ぶ余地が広がっている状況を示しています。
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需要が供給を上回っている
人材が不足しているということは、これから学ぶ方にも入る余地があるということです。
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年齢より、需要のある分野を選べるかが重要
どの分野を学ぶかによって、求められ方は変わります。年齢だけで判断されるわけではありません。
「若い人に負ける」とは限らない
未経験からの学習では、これまでの社会人経験が活きる場面もあります。コミュニケーション、業務の段取り、顧客対応といった経験は、技術と組み合わせると強みになります。
年齢を不利に感じるとしても、これまでの社会人経験が活きる場面もあります。「遅い」の一言で片づける前に、自分が何を持っているかを見てみてください。
IT学習に向いている方、慎重に考えたい方
ITスキルの学習は、誰にでも合うわけではありません。向き不向きを知っておくと、始めてから後悔しにくくなります。
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分からないことを調べるのが苦にならない方
IT学習では、自分で調べて解決する場面が多くあります。検索して試すことに抵抗がない方は、向いています。
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少しずつの積み重ねを続けられる方
一気に習得するより、毎日少しずつ進めるほうが定着します。コツコツ続けられる方に向いています。
- 03
すぐに結果が出ないと不安になる方
成果が見えるまで時間がかかることがあります。短期で結果を求めすぎると、途中でつらくなるかもしれません。
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「完璧に理解してから進みたい」方
IT学習では、分からないまま進めて後から理解することもあります。完璧主義が強いと、進みが遅くなることがあります。
向いていなくても、道はある
向いていないと感じても、諦める必要はありません。苦手な部分をサポートしてくれるスクールを選ぶ、向いている分野に絞るなど、進め方を変える方法があります。
大切なのは、自分の性質を知ったうえで、それに合う学び方を選ぶことです。
全員がエンジニアを目指さなくていい
ITスキルを学ぶことと、エンジニアになることは、同じではありません。ここを分けて考えると、選択肢が広がります。
調査によって差はありますが、IT技術者に占める女性の割合は2割前後とされ、低い水準にとどまっています。ただ、ここで言う「IT技術者」はエンジニアを中心とした括りで、実際にはITを活かす仕事はもっと幅広くあります。
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今の仕事にITを掛け合わせる
事務職がExcelや自動化を極める、営業職がデータ分析を学ぶなど。転職しなくても、今の仕事の価値を高められます。
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非エンジニア職として関わる
Webマーケティング、データ分析、ディレクションなど。コードを書かなくても、IT分野で働く道があります。
目指す場所で、学ぶものが変わる
エンジニアを目指すのか、今の仕事にITを足したいのか。どこを目指すかで、学ぶべき内容も、必要な時間もまったく変わります。
「ITを学ぶ=エンジニアになる」と思い込むと、ハードルだけが高く見えます。まず自分がどうなりたいかを考えると、必要な学習が現実的なサイズに見えてきます。
MOREARIAでは、学び直して働き方を変えてきた女性たちのインタビューを掲載しています。年齢や経験にとらわれず、一歩を踏み出してきた方の物語が、あなたの判断のヒントになるかもしれません。
適性を小さく見極める3つの方法
始めるかどうか迷ったら、いきなり決めず、小さく試して確かめる方法があります。お金をかけずにできることから始めましょう。
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無料教材を1週間試す
無料の学習サイトや動画で、興味のある分野を1週間だけやってみます。続けられそうかどうかが、体感で分かります。
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「楽しいか」より「苦にならないか」を見る
面白いと感じるかどうかより、続けても苦にならないかを基準にします。長く続けるうえでは、こちらのほうが大切です。
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手を動かして、何か1つ作ってみる
簡単なものでいいので、実際に完成させてみます。作る過程が自分に合うかどうかが、判断材料になります。
HINT
1週間だけ、試してみる
続けたいと思えるかどうかは、やってみないと分かりません。まず1週間試して、そのうえで「遅いかどうか」を考えても遅くありません。
迷いの正体を分けてみる
「遅いから」と思っているとき、本当の理由が別にあることもあります。
年齢が理由なのか、そもそも興味が続かないのか、失敗が怖いのか。分けて考えると、無理に進めるべきかどうかも見えてきます。1週間試してみて、続けたいと思えたなら、年齢は止める理由にはなりません。
未経験からのIT学習に関するよくある質問
迷っている段階で多く寄せられる疑問をまとめました。
30代・40代からでもIT分野で働けますか?
分野や目指す形によります。IT人材が不足傾向にあるなか、未経験から学ぶ余地は広がっています。年齢だけで判断されるわけではなく、これまでの経験を活かせる場面もあります。
エンジニアにならないなら、学ぶ意味はありますか?
あります。今の仕事にITを掛け合わせることで、転職しなくても仕事の幅を広げられます。エンジニア以外にも、ITを活かす道は複数あります。
向いているかどうか、始める前に分かりますか?
完全には分かりませんが、無料教材を1週間試すと、続けても苦にならないかが体感で分かります。まず小さく試す方法があります。
まとめ|年齢より、続けられるかで考える
「遅い」かどうかより、「続けられるか」「どこを目指すか」を考えるほうが、前に進めます。最後に、この記事の要点を振り返っておきましょう。
IT人材は不足傾向にあり、未経験から学ぶ余地が広がっている
これまでの社会人経験は、技術と組み合わせると強みになる
エンジニアを目指さず、今の仕事にITを足す道もある
無料教材を1週間試せば、適性が体感で分かる
今日、答えを出す必要はありません。まず無料の教材を開いて、1つだけ動画を見てみる。それだけでも、あなたの「遅いかも」は少し変わるかもしれません。あなたの心地よい一歩を、応援しています。
SUPERVISED BY
akina
MOREARIA Inc. 代表 / MOREARIA編集長
MOREARIA編集長。「やりたいことはあるけど、踏み出せない」女性に向けて、挑戦する人たちのリアルな物語と、自分らしい一歩を考えるきっかけを届けるメディアを運営。マーケティング支援事業や実践型スクール「MOREARIA LAB」も展開している。
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